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前回までのブログで「花粉症」に対する東洋医学的な見方を書いていきました。
ここで気をつけていただきたいのが、
鍼や灸をしたからといってその時から症状がなくなるということはまずありませんあうっ
本当は一度で全て治れば言うこと無いのですが、どんな名人の鍼灸師でもそれは不可能です汗
(一回で花粉症を治した症例は聞いたことがありません汗

なぜなら鍼灸療法は施術をする事で身体が本来持っている回復力や免疫力を引き出して治癒に導いていくものだからですにこっ
なので治療を重ねる事で段階的に症状を緩和させていき、最終的に花粉の季節がきても花粉症にならないようにする、もしくはなっても以前よりだいぶ軽い症状になるといったことができるのですにぱっ

花粉症に限らず、鍼灸治療を続けている人はやはり体質が変化していく方が多いです。
女性なら、生理痛に悩んでた方が、鍼灸をしていくことで全く悩まされる事がなくなったり、
(私自身は妻に対する治療でこの事には大いに確信を持てるようになりました。)
金属アレルギーがあった方が症状が少なくなってきたり、便秘が改善したりなどなど
良いことづくめですので、鍼灸治療はぜひオススメしております音符


                      鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,03,08(鍼灸・整体関連
」には「足の陽明胃経」という経絡が属していますにこっ
これは鼻の横辺りから始まり身体の前面を通って足の第2指の外側まで走行しています。
鼻や目に関連したツボがあり、この経絡をスムーズに気が流れず上部に停滞すると「花粉症」のような症状に関連してきます。あうっ
この時によく使われるのが「足三里」というツボですにかっ
胃腸のツボや長寿のツボとして有名ですチョキ
膝から指3本分ほど下にあるツボで、上がった気を降ろす効果があります。

このツボはぜひ毎日でもお灸をすると健康管理に大いに役立ちますのでオススメです音符
お灸はドラッグストアで売っているもので大丈夫ですにこっ

              鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,03,04(鍼灸・整体関連
「胃」について
」は「」と表裏の関係にあります。
(東洋医学で)「」は飲食物を入れて、消化を行ないます。
これは西洋医学と同じですねにこっ
身体の活動源となる栄養は必ず「」の消化作用を経て作られます。
もし、「」の機能に異常が起きると他の臓腑の働きにも多大な影響を及ぼし、疾病を誘発する原因となりますあうっ

」と「」の関係
上で表裏関係と書きましたが、
」は消化を行い、「」は消化された物から栄養を取り出し送り出します。
両者は互いに依存しながらそれぞれの機能を完成させています。
ですので、「」が送り出さなければ、「」は次の消化をできず、「」が消化しないと「」は何も送り出せなくなります。

長くなるので次回に「」に関連する経絡の話をしようと思いますにこっ


                      鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,03,03(鍼灸・整体関連
では「」という臓を簡単に説明しますにこっ
(東洋医学で)「」は食べたものから栄養を取り出して全身に運搬してくれています。
それと同時に津液(体液)の運搬も行なっています。
なので、「」が弱ると栄養が全身に行きにくくなり、
お腹の張り、下痢、消化不良、食欲不振、痩せ、血色不良、
むくみ、尿がでにくくなる、など様々な症状に繋がっていきますぎょーん
また「」は「」の調整を行なっています。
」の機能に異常が出ると、出血傾向がでてき、たとえば血便など、
女性では月経過多や子宮出血などにも関連してきますはうー

少し経絡と経穴のお話(また専門用語が多くなります汗
上記で女性特有の症状に触れましたが、
」には「足の太陰脾経」という経絡が属しています。
足の親指の内側の先端から始まり舌の付け根まで走行しています。
この経絡には女性にとって非常に重要なツボである「三陰交」があります。
(「三陰交」は三つの陰経が交わるツボという意味で、
他に「」「」に関わる経絡が交わっています、
いずれも「血」や子宮に大きく関連している経絡です。)

生理痛の時に「三陰交」を指圧したり温めたりすると
症状が軽減するのはそういった関連があるからですにぱっ


                  鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,03,02(鍼灸・整体関連
前回のブログで出てきた「脾虚」というワードですが、
これの話をする前に東洋医学における臓器の話をしないといけませんにぱっ

東洋医学では臓器を
五臓「肝」「心」「脾」「肺」「腎」
六腑「胆」「小腸」「胃」「大腸」「膀胱」「三焦」
奇恒の腑「脳」「髄」「骨」「脈」「胆」「女子胞(子宮)」
というように分類しています。

西洋医学の臓器を同じような名前ですが、
あくまでも東洋医学での考え方なので別物としてお考え下さい。
(そもそも明治時代までは東洋医学が主体だったのですが西洋医学が入ってきた時に
そのまま西洋医学の臓器の呼び方に当てはめたのでズレが生じています)


                       鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,29(鍼灸・整体関連
ちょっと更新が空いてしまいましたあうっ

いままで東洋医学の概念みたいなのを書いていましたが、
今回はちょっと実際の症状に照らし合わせたものを書いてみたいと思いますにこっ
(説明していない用語を使うのでかなり理解しにくいと思います汗

『花粉症』
この時期、鼻水や目のかゆみなどに悩まされる事は多いと思います。
ドラッグストアでも花粉症関連の医薬品が飛ぶように売れてます汗
これは身体が花粉に対してアレルギー反応を起こして
症状として目や鼻などに現れている状態です。
とまあ上は当たり前のことですねあうっ

では東洋医学的にどうみるか?
脾虚」という状態が多いんですが
温かくなる頃に鼻や目に症状が現れて来るのは花粉ではなく、
温かくなると陽気が盛んになってきます、それとともに身体の陽気も盛んになり、
適度に発散するようになります。
しかし、「脾虚」になると「」や「陽明経」に陽気が不足して十分に発散できなくなります。
発散できない陽気は身体の下方に下りてくることができなくなり、
上部に停滞してしまい、目や鼻に異常を起こしてしまいます。

鍼灸治療としては「脾虚」を整えるための全身治療をして
上部に停滞した気を下げるために肘から先、膝から先のツボを選びます。
個人的に必ず使うのは「足三里」ですにかっ
(有名なツボですが、やはりそれだけ鉄板のツボで色々な治療で活躍します)
あとは患者さんに了承を得てからですが、顔面にも鍼をします。

当院では以上のような判断をして治療を行ないます。
と言っても、スイマセンあうっ汗、大分わかりづらいですよね汗

経絡や臓腑の話をしてないのでかなり意味不明だと思います汗
その辺はまたブログで書いていきたいと思いますにぱっ


               鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,27(鍼灸・整体関連




子供が生まれて三ヶ月経ちましたにこっ
ようやく首がすわりだして、少しづつ腹ばい運動ができるようになってきましたにかっ
わずか三ヶ月ですが、できることがドンドン増えていってますにこっ
疲れて帰っても笑顔で迎えてくれるのでめちゃくちゃ癒されますねにかっ

   
                     鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,16(スタッフ日記
「不内外因」

これは文字通り「内因」「外因」に属さないものですにこっ
よく言われるものに、「飲食」「労倦」「房事過度」などがあります。
「飲食」
食べ過ぎ、飲み過ぎ、飢餓、食中毒など。
現代では薬による副作用も入ります。
「労倦」
働き過ぎ、働かなさ過ぎなど。
「房事過度」
房事(セックス)が過ぎると精気を損傷する。

あとは「遺伝」なども「不内外因」になります。


              鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,12(鍼灸・整体関連
先日、二日酔いと胃もたれで寝起きから非常にしんどい時がありました汗
お酒は強くは無いですが好きです(笑)
前日に飲んだのも500mlのビール一缶だけでしたビール
ただ夜遅く、睡眠時間も短かったのがいけなかったと思いますきゅー
とにかく胃の不快感が酷くてこれは電車に乗ったら吐くかもしれないという感じはうー
頭痛とまではいかないものの頭も重くシャキッとしないはうー

これはいかんと思って鍼治療を開始にこっ
まずは胃の不快感を取るために両足の「足三里」に鍼
弱った脾胃の働きを高めるために左足の「三陰交」に鍼
最後に二日酔いに効く両足の親指のツボ「大敦」に鍼
全部足のツボですが以上の治療で体調は8割改善しましたにかっ

                  鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,09(鍼灸・整体関連
「外因」

「外因」とは身の回りの自然環境の変化を指しますにぱっ

「風」「暑」「湿」「燥」「寒」「火」
これらを「外邪」または「六淫」(りくいん)と呼びます。

「外邪」だけで病気になるということは無く、
身体の中の「気」「血」のバランスが崩れた時に
この「外邪」が浸入すると発病すると言われています。

               鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来
2016,02,09(鍼灸・整体関連
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