8月21日(日)
夏期大学もあっという間に最終日になりました。
午前中は、各班に分かれて実技で、
3人1組で互いに治療をおこないました。
経絡治療の方式に従って証を立て、治療を行い
講師の方にチェックしてもらうという形式ですすめていきます。
この時に、大きな収穫が一つありました
それは「接触鍼法」の実際を見て体験できたことです。
ここでの「接触鍼法」とは小野文恵という先生が創りあげたものを指します。
呼んで字のごとく鍼を刺さずに接触させるだけで行う鍼法のことです。
前から興味はあったので文献などで呼んで勉強はしてたのですが
実際に見たことがないので全くイメージができませんでした。
しかし担当の講師の方が
以前「東方会」という「接触鍼法」のグループで学んだことがある先生で
目の前で「接触鍼法」を披露してくださいました
当たり前ですが、全く刺さない
それなのに確かに体表に変化が現れる
皮膚の艶が良くなったり、
乾いたところが発汗してきたり、
コリがほぐれたり
目の前で「接触鍼法」をみて実際の効果を確認できて感動しました
そしていくつかの刺法を手ほどきしていただき、実際に治療を行ってみると
確かにさっきと同様の変化が体表に現れてきたので再び感動しました
まだまだつたない手つきですが、
テンポ良くリズミカルに手が動くように訓練を続けていくつもりです
これだけでも今回の研修の大きな収穫だったのですが、
午後からがこの夏期大学の目玉の一つ、
全講師陣による公開実技が行われるのです。
これに関するレポートはまた次回書かせていただきます。
鍼灸師・登録販売者 渡辺 未来