こんにちは、鍼灸師の渡邊です
妻の妊娠も現在6ヶ月目に入りまして順調な経過をたどっています
今回は、前回のブログで書いたほぼ当てるだけの鍼治療について紹介したいと思います。
それは『超旋刺』という技法です。
鍼先を皮膚面に当てて高速で旋回させるという技術で、
刺さないので痛くないですし、入ったとしても 0.5mm程度です。
九州で鍼灸をしている首藤傳明先生が考案された技です。
(首藤先生は50年以上臨床に携わっている大ベテランの方でいまなお現役)
私自身は直接教えを受けたわけではないのですが、
経絡治療の勉強会で実際の治療を見させてもらって、
後は首藤先生の著作を読んで練習を重ねてきました。
妻にこの超旋刺を行なうと、お腹にするだけで、
全身の倦怠感が抜けてリラックスすると言っています。
最初は私自身も信じられずに「ほんまに?!」と何回も聞き返していました
肩のこりも手の人差し指と親指の間にある合谷というツボにこの超旋刺をするだけで楽になると言っています。
(どうしてもとりきれないときは、少し肩に鍼をしてましたが)
首藤先生いわく
「超旋刺は、こころ、痛み、疲労に効く。」
この技術を更に磨いて様々な疾患に対応できるように精進していきたいと思います。
鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来