みんな一様に、『年を取ると、時間が過ぎるのが早くなる』と言います。
心臓が1回ドキンと打つ時間を心周期(人間は1秒間に1回、ハツカネズミで0.1秒、象で3秒)は、
体重比例で決まるらしいです。
これによって、ネズミから見た象は、ただ突っ立っているだけで動かない。
象から見たネズミは、あまりにも早すぎて存在すら解らない。
確かに彼らは同じ地球上に生きていますが、同じ世界を共有しているかどうかは疑問です。
そして、哺乳類の心拍数は15億回打つとされていて、
ハツカネズミで2〜3年の寿命、象で70年、
人間で換算すると30年程になります。
縄文人の寿命は推定31才だそうです。
医療の発達、食料事情により、今や日本人の平均寿命は80歳を越えており、
40歳を過ぎれば、大昔の人間ならもうとっくに死んでいます。
そう考えると、人生後半は、現代の人間だけに与えられている特別な時間ととらえて、
自分の肥やしを増やすのではなく、他人や地球の為に働いて見るのも良いのでないでしょうか?!