ちょっと更新が空いてしまいました
いままで東洋医学の概念みたいなのを書いていましたが、
今回はちょっと実際の症状に照らし合わせたものを書いてみたいと思います
(説明していない用語を使うのでかなり理解しにくいと思います)
『花粉症』
この時期、鼻水や目のかゆみなどに悩まされる事は多いと思います。
ドラッグストアでも花粉症関連の医薬品が飛ぶように売れてます
これは身体が花粉に対してアレルギー反応を起こして
症状として目や鼻などに現れている状態です。
とまあは当たり前のことですね
では東洋医学的にどうみるか?
「脾虚」という状態が多いんですが
温かくなる頃に鼻や目に症状が現れて来るのは花粉ではなく、
温かくなると陽気が盛んになってきます、それとともに身体の陽気も盛んになり、
適度に発散するようになります。
しかし、「脾虚」になると「胃」や「陽明経」に陽気が不足して十分に発散できなくなります。
発散できない陽気は身体の下方に下りてくることができなくなり、
上部に停滞してしまい、目や鼻に異常を起こしてしまいます。
鍼灸治療としては「脾虚」を整えるための全身治療をして
上部に停滞した気を下げるために肘から先、膝から先のツボを選びます。
個人的に必ず使うのは「足三里」です
(有名なツボですが、やはりそれだけ鉄板のツボで色々な治療で活躍します)
あとは患者さんに了承を得てからですが、顔面にも鍼をします。
当院では以上のような判断をして治療を行ないます。
と言っても、スイマセン、大分わかりづらいですよね
経絡や臓腑の話をしてないのでかなり意味不明だと思います
その辺はまたブログで書いていきたいと思います
鍼灸師・登録販売者 渡邊 未来